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日当たりのいい土地は買うべきじゃない!?

これから土地探しを始めるあなたが、


土地に求める条件はなんでしょうか?


子供が通う学校区であること?


利便性が高い場所であること?


庭がつくれるぐらいの広々した土地であること?


車がとめやすい広々した道路に沿っていること?


日当たりが良さそうな土地であること?


などなど、


様々な条件をそれぞれの方がお持ちであることでしょう。

もちろん、土地探しは、


あなたの価値観に沿ってするものなのですが、


資金計画から導き出された土地の予算内で


土地を購入していただくためにも、


土地取得予算を抑えるために必要な2つの知識について、


知っておいていただければと思います。


うがみんしょうらん

シンプルノート奄美スタジオの嘉川です。

まず1つ目に知っておいていただきたいコトが、


“日当たりが良さそうな土地=いい家が建つわけではない!”


ということです。

分譲地

例えば、この図のように


新しく6区画分譲されたとしましょう。


この場合、A〜Cが南側道路の土地で、


D〜Fが北側道路の土地ということになりますが、


あなたならどの土地を選ばれますか?


A〜Cの3つの中のいずれかですよね?


だって、日当たりが良さそうですもんね。



おそらくほぼ全ての方が、


あなたと同じようにA〜Cを選択されると思いますが

果たして、このA〜Cの土地は、


期待通りの日当たりが良い


明るい家が出来上がるのでしょうか?


✔日当たりが良さそうな土地に建つ全ての家が抱え持つ問題点・・・

日当たりが良さそうな土地を購入し、


その土地で間取りを考える場合、


間違いなく南に部屋を配置するでしょうし、


部屋の南面に大きな窓を設置するでしょう。



せっかく日当たりが良い土地を買ったわけですからね。

しかし、単純に大きな窓を南に設置してしまうと、


家の中は外から丸見えになってしまいます。


そして、丸見えを隠すため、


全ての窓にカーテンを設置せざるを得なくなってしまいます。



となると、家の中は明るいでしょうか?


窓が離れた場所まで光が届くのでしょうか?


曇りや雨の日はどうでしょうか?


おそらく、薄暗くなってしまうため、


朝から電気をつけなくてはいけなくなってしまう


のではないでしょうか?

また、カーテンは光を遮断してしまうだけじゃなく、


風通しをも阻んでしまうことになります。


さらに、こういった家は、


防犯面においても不安を抱えることになります。


窓を見ただけで家の間取りが分かってしまうし、


ライトをつける夜になれば、


どこに誰が居るのか分かってしまうからです。


その上、日当たりが良いベランダに洗濯を干した場合、


洗濯物が丸見えになってしまうのですが、


これでは泥棒に家族構成がバレやすいし、


仕事用の服がある場合、


仕事内容までバレてしまうこともあります。

✔外構費用も高くつく・・・

家の中が外から丸見えになれば、


カーテンに加えて、


塀や庭木や目隠しなどによって、


その視線を全力で防がざるを得なくなります。

結果、外構工事に莫大なコストがかかることになります。


200万円〜300万円もの途方もないコストが・・・


もちろん、カーテン代も余分にかかるだけですしね。

✔土地の価格も一番高い・・・

さらに、日当たりが良い土地は、


誰もが欲しがる土地であるため、

値段設定も最も高くされています。

おそらく、A〜Cの土地と、D〜Fの土地では、


坪単価で5000円〜1万円ほど変わることがあります。


仮に50坪だとしたら、


総額で25万円〜50万円ほど値段が違うことがあります。


(内地であれば100~150万円ほど変わることもありますが、)


奄美では売地が少ないために、内地ほどの差額はありません。)


同じ環境と利便性であるにもかかわらずです。


いかがですか?

このように、日当たりが良さそうな土地は、


土地代も庭代も高くなってしまうにもかかわらず、


住み心地が悪い家をつくってしまいやすい


というわけなんですよね。

かといって、


日当たりに難がありそうなD〜Fの土地の方がいい!!


とは、なりにくいですよね?


たとえ〜50万円ほど安かったとしても・・・。

ということで、次の機会に、


なぜD〜Fの土地の方が、


A〜Cの土地よりもいいのか?


について、お伝えできればと思います。

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